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赤レンガを活かした国府台のまちづくり-教導団時代の赤レンガ武器庫をまちのシンボルとしてー 新着

市川国府台には古くから漁労、農業に根差した暮らしを基盤とする社会があった。
また政治、信仰を中心にした時代もあった。江戸時代には江戸の人々が観光を楽しむ場所で
あったことが江戸名所図会にも描かれている、人々が暮らす地域だった。
明治18年には陸軍教導団が本拠地を構えてから昭和20年の太平洋戦争終結までは陸軍基地と
して暮らしの場所とはかけ離れた時代があった。戦争後一帯は学園を中心とする病院、運動場
などに切り分けられその中に割り込む形で千葉県立血清研究所が造られた。その敷地内に教導
団時代に建てられた煉瓦造の武器庫が遺っている。全国でも少ない戦争遺跡であり建築遺産で
ある。武器庫は血清研究所の製品倉庫として使われた。その赤レンガは、未だひっそりと存在
する。
いまこの地域を概観するとはっきりした計画性が見られない道路と地割になっていて地域の
ポテンシャルをいかした街とは言いにくい。今後時間をかけて見直し改良を加えることでより
魅力のある、人の暮らす街に作り直していけるのではないか。新しい国府台のシンボルとして
赤レンガを活かしたい。

日時 2025年11月1日(土)~ 2025年11月27日(木)
9:30~21:00(平日) 9:30~18:00(土日祝)
休館日 11/4、10、17、25
会場 市川駅南口図書館 えきなんギャラリー
主催 市川駅南口図書館